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2007年8月20日 (月)

心は一時間分軽くなったのは確かだ。

ナンパロケ当日、ワゴン車二台で茨城県水戸へ。

ワゴン車の中身は、監督、AD三人、カメラマン、ナンパ得意な男優三人。

水戸に到着してコインパーキングに車を停めて、トランシーバーやらなんやら機材の用意を完了したら、ナンパ。

実のところ生まれて初めてナンパする。

周りを見渡すと、そりゃ女だらけだが、今回はウブっぽいお姉さん系を狙えチューことなんでそれに該当するのを探す。

ウブな女がAVに出るのかチュー話もあるが、そんな女を探し出すのが俺の仕事。

とりあえず一人に声を掛ける、当然断られる、が、声は掛けられた、さぁ次だ。

それから12時間、誰も引っかからない、声を掛けては怪しがられ怯えられ、未だに俺だけが女を一人も上げられてない、焦りとなんやらかんやらでおかしくなる一歩手前。

だが、俺より遥かに焦ってる男がいた筈。

監督だ。

この時点で、俺以外のナンパ隊は女を次々と八人ばかり上げていたが、カラミが撮れてない。

午後十時、人影もまばらになって来た頃、無線で集合が伝えられる。

監督が皆を労いながら、後三十分粘ばろう、と最後の激励、ここで女の子に払うギャラも跳ね上がる、フェラ五万のカラミ10万(普通はカラミ四万)。

俺たちは小雨がぱらつく駅へ血走った目で散らばっていく。

三十分後、都合よく見つかるわけも無く撤収。

深夜会社に帰って来る頃には、心身ともにヘトヘト、終電も無い。

久しぶりにこんなに疲れた、疲労感と敗北感、心地よさ0の疲労感、地獄に落ちやがれ俺。

電話が鳴る、女だ、仕事がさっき終わって家に帰れない事と少し話して電話を切った。

携帯電話の液晶に3分47秒、一時間くらい話してたような気がする。

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2007年8月13日 (月)

女を落とすんじゃなくて、上げるんだ。

女教師ものの撮影が終わり次の日(撮影が全部終り会社に帰ってきたのが三時、そのままおきたら仕事だったが)、監督のNさんが言った『ナンパしたことあるか?次の撮影はガチナンパだ』

あれって仕込じゃないんですか?俺がまたかつがれてんじゃないかと、半信半疑でNさんに聞くと、『9割りは仕込み、大手のメーカーじゃガチを禁止してるところもあるが、ウチはガチで撮る』

ガチナンパ、普通のAVと違ってその撮影には様々なリスクが付きまとう、例えば、警察、地回りのヤクザ、キャッチ。

警察は違法じゃないので問題ないんだが(条例違反って話もあるが、違反の県じゃ撮影しない)職質でもされたら撮影は中断せざるを得ない、ヤクザとキャッチは当然彼らのシマを荒らすような行為なので、普通にやばい。

そして当然ながら、ガチなので女がナンパに引っかからない可能性もある、そしたらその日のロケは無駄、かかった金も時間も全部無駄。

『どんなに頑張って何百人に声掛けても、結果女を上げて来られなきゃ意味が無い』




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帰り道、何年かぶりに流れ星を見た。

ドンキホーテに買い物に行った。

レジでオナホールを買おうとしてる若者が、レジの若ハゲの店員がそのオナホールの値段が分からず、レジで足止めされてた。

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